治療後の耐久性に影響する力とは

(画像はクリックで拡大します)

1.咬み合せは土台から変化していく、だから感じない

呼吸の楽なアゴ位置が程度の差はあれ、“右に向かって”“前方に向かって”変化していく構造は人体共通です。(日本人の99%、1%は左&前方へ)

判りやすい方の、3年後、6年後をご覧ください。
上の歯が骨ごと右へ、前方へ変化しています。
この変化は、鼻も入れた写真でないと判りません。
のど奥壁の写真が、土台からの問題だと示しています。

あなたも目・眉に平行に口角を指で上に持ち上げてみて下さい。

インプラント治療後 耐久性


2.歯はアゴ骨の中で、移動もすればネジレたりもする

02年、05年、08年、11年の変化です。
右上の歯が外へ押し出されながら歯周病が進行しています。
何回か治療しましたが、咬み合せの変化にはかないません。
虫歯や歯周病は、上下の歯グキの距離と歯の高さが合わなくなってきた場所に発症するのです。
咬み合せてアゴを左右に動かす時、歯が揺れ動き、
歯肉の深い所に歯ブラシの届かない部分ができるからなのです。
その歯の手入れが下手なわけではありません。

インプラント治療後 耐久性


▲ページの先頭へ


3.悪くなってきた歯は、高さがつぶされている

インプラント治療後 耐久性前歯

咬むと歯が動いて痛い・歯肉も大きく腫れてしまった、これは被せてある冠の厚み分の高さがなくなってきたからなのです。

インプラント治療後 耐久性

冠をはずすと、中の土台の歯が、相手の歯と咬んでしまっています。
だから、この場所だけが問題を起こしたのです。
これも右寄り前方へのアゴの負担に歯が負けた結果です。


インプラント治療後 耐久性奥歯
インプラント治療後 耐久性

▲ページの先頭へ


4.天然歯も同じ、上下歯グキの距離が原因の出発点

インプラント治療後 耐久性

上下歯グキの距離の現状は、この高さしかないのです。糸切歯近辺の咬合を診ると、やはり前方へ咬み込んできています。

▲ページの先頭へ


5.前歯の咬合が強いと、奥歯も高さがつぶされていく

前歯の咬合

前歯の咬合



前歯は頭蓋骨の外にあります。
前歯を強く咬む状態は、土手のヘリだけを強くたたいているのと同じです。
また、咬むと動く「こめかみ」の筋肉からも脳へ血液を送っているので、
頭蓋骨の中にある奥歯が、咬むための土手になります。
そのために奥歯は大きな面積の形をしています。
ところが人体は頸椎(首の骨)の直前にある気道が狭くなるような骨格になると、前歯も強く咬むように対応していきます、気道を守るために。

そして前歯の咬合が強いと、歯も歯槽骨も下記のような力を受けていきます。

インプラント治療後 耐久性前歯の咬合インプラント治療後 耐久性

2年間で、下前歯がこんなにスリ減ってしまう方もいます。


インプラント治療後 耐久性前歯の咬合インプラント治療後 耐久性

相手の上前歯は、骨ごと右側へ前方へ変形しながら外へはねられています。
前歯を強く咬み込んでスリ減っていますから、奥歯も全体の高さがつぶされるようになっており、その程度の強い場所から歯がグラついてきています。

▲ページの先頭へ



6.やはり右側へ前方へ骨ごと悪くなっている

左の写真から右の写真へ4年の変化です。

インプラント治療後 耐久性4年の変化インプラント治療後 耐久性

頭蓋骨(鼻)に対して診ると、上の骨が右変形してきています。


インプラント治療後 耐久性4年の変化インプラント治療後 耐久性

上の骨は、前方へも変形してきています。
上前歯は咬む度に前方へ動くようになっており、だから虫歯も進行しています。
上奥歯の前方の金属冠は、スリ減らない材質なので、骨がやせ歯グキが落ちてきています。


インプラント治療後 耐久性4年の変化インプラント治療後 耐久性

アゴの前方変化は右下のと右上のが咬んできているので判ります。
奥歯も高さが合わなくなるので、咬んで痛い、しみる等の症状を起こしていて、
治療すると高さがかなり低くなりました。


インプラント治療後 耐久性

のど奥を診ると、土台から右変形してきています。

インプラント治療後 耐久性

前方への悪化は頸椎(首)の側面レントゲンに写ります。頸椎1番や2番が気道のある前方へズレているのは現代人共通です。

▲ページの先頭へ


7.歯はスリ減る素材で創られているのにスリ減らない材質を使う

歯のスリ減りがない患者さんはいません。

インプラント治療後 耐久性

歯はスリ減る材質。
地面に打ったクイと同じで横方向の力に弱い。

インプラント治療後 耐久性

スリ減らない素材だと、
横の力は骨の量を
壊していくか、

インプラント治療後 耐久性

骨が強いと、歯グキ部のエナメル質にヒビをつくり、そこから細菌感染して黒く壊れていく。



ほとんどの歯科医院で使用されている金属(パラジウム)はスリ減らないので、歯や歯グキ部の骨を破壊してしまいます。
セラミックは綺麗なのですが、さらに固くスリ減らないので最も酷くなっています。
悪くなっていくスピードは咬み合い問題の程度しだいですが、
それは頭蓋骨(鼻)に対しての咬み合いを診ないと判りません。

インプラント治療後 耐久性

(右寄り前方へ強く咬むタイプ)

インプラント治療後 耐久性

(アゴの傾き右低タイプ)


インプラント治療後 耐久性

(他の方)
上前歯のウラ面を診ると、いろんな
材質が入っています。
全面セラミック冠が最も骨がやせ、
歯グキが落ちています。

インプラント治療後 耐久性


相手の下前歯は、上前歯ウラ面の
材質が固いほど、大きくスリ減って
います。


▲ページの先頭へ



8.治療後の診たても不合格

インプラント治療後 耐久性

インプラント治療後 耐久性


今から作製した歯を入れる直前です。
ご覧のように歯とは関係なくアゴは咬むのです。
下の前歯の強いスリ減りは、アゴを前方に対応させて気道に合わせてきたことを物語っています。


作製した歯がアゴの位置を固定できるわけではありません。
インプラントしたから、矯正したから、アゴ位置が固定するわけではありません。
歯を支える骨が昔の日本人のように強ければ歯がスリ減るだけですが、骨は強くもないし素材も歯ほどスリ減らないのですから、
中の歯は再び歯周病へと向かうはずです。
インプラントなら骨がやせていき、
矯正した咬み合せでも歯が移動してしまう。
歯科治療は気道と共に診ないと、一時治るだけだと写真は示しています。


いつの日か、すべての歯科医院の常識になることを願います。

▲ページの先頭へ



クリーン対策
インプラント 患者さんの声
Implant
For patients!
Information